きつねうどんが好き

29歳。主婦。ひきこもりたい。

有村竜太朗めまい起こしすぎ説

以前から思っていたこと、Plastic Treeの歌詞には「めまい」という単語がよく出てくる。

 

お皿を洗いながらBGMとしてプラを流してることが多いんですが、たまたま「剥製」の次に「静脈」がかかって「あれ、めまいの渦ってさっきも聞いたぞ?!」みたいな。

一度気になりだすと、余計に気になってしまうんですよね。

最新曲「雨中遊泳」もはじめて聞いたときちょっと笑ってしまった。2番のサビしょっぱなから「めまい〜〜」だもん(笑)

 

そんなふうに頻出する「めまい」ですが、誰が作詞してる曲に多いんだろうと疑問に思いました。

イメージでいけば断然有村さん。正くんとケンケンは使うこともありそうだけど、アキラさんが歌詞に組み込んでるところは想像できない…。

 

めまいに悩まされているのは誰なのか、そして何曲あるのか、

暇にあかして調べました。

 

 

〈対象楽曲〉

「Strange fruits-奇妙な果実-」〜「雨中遊泳」までのオリジナル楽曲。

カバー、アレンジ違い(Rebuildやアルバム版、instrumental版)を除いた215曲(たぶん)。

インディーズシングル「リラの樹」は残念ながら情報が見つけられなかったので入っていません。 

歌詞をチェックするにあたって、複数のCDに収録されてる曲があるとこれ見たっけ?まだだっけ?と混乱しそうだったので、Excelで全曲一覧をつくって重複曲を抜く作業をしました。途中で疲れて省いたりしたので曲数は間違っている可能性がけっこうあります。3時間文字と液晶とにらめっこ、もう目がちかちかくらくらして、まさにめまいのような…。

 

 

〈めまい一覧〉

・rusty「目眩のような君の言葉が好き」

(1995.12.11)作詞:有村竜太朗

 

エンゼルフィッシュ「ずっと眩暈のように夢を見ておかしくなった」

(1998.8.25)作詞:有村竜太朗

 

睡眠薬「眩暈がして見えないけど君を連れてく」

(2000.8.23)作詞:有村竜太朗

 

・bloom「目覚めたらめまいの底」

(2000.8.23)作詞:長谷川正

 

・液体「もう少し 眩暈がするような 君の言葉もっと ねぇ聞かせて」

 (2001.2.7)作詞:有村竜太朗

 

テトリス「目眩 殺伐 啼きだすカナリア

 (2008.9.24)作詞:有村竜太朗

 

サナトリウム「眩暈で夢の花開けば、」

(2009.10.28)作詞:有村竜太朗

 

・spooky「ねぇ、眩暈でいくつもきらきら」

(2011.4.6)作詞:長谷川正

 

・静脈「目眩の渦で 瞳孔反射」

(2012.2.29)作詞:有村竜太朗

 

・瞳孔「ぐるぐると目眩は螺旋」

(2013.9.4)作詞:有村竜太朗

 

・影絵「眩暈に手を離しちゃえば 透けてしまう幻」

(2014.3.5)作詞:有村竜太朗

 

・剥製「進めば目眩の渦のなか」

(2015.12.23)作詞:有村竜太朗

 

・静かの海「目眩渦まく嵐 過ぎて 結論めいた答えが出たら」

(2016.8.17)作詞:有村竜太朗

 

・念力「ぐらぐら 目眩のような おかしな夢を覗けば」

(2017.1.25)作詞:有村竜太朗

 

・雨中遊泳「目眩の渦の中 連れてかれて 傘もなくなった」

(2017.6.21)作詞:有村竜太朗

 

 計15曲

(有村竜太朗:13曲、長谷川正:2曲)

 

 

全部で215曲(たぶん)あるので、およそ7%という結果に。

あれ、思ったより少ない…。

もっと、5曲に1回くらいあるのかと勝手に想像していました。ごめんなさい。

 

そしてやっぱりというかなんというか、ほとんどが有村さん作詞。

そうでしょうね!!!!という感じ。

日常でめまい起こしてそうだし。なんとなく血圧低そう。違うか。

 

「目眩」と「眩暈」の使い分けが興味深いです。

この世界観ならこっち!というのがあるのかな。それとも直感とデザインとしての美しさとか。

 

2011年以降、年1以上のペースでめまいが起きてるので、今年3月に出るアルバムにもめまいを期待できそうです。楽しみ。

 

 

 

 ここからはどうでもいい個人的な嗜好の話。

 

ご存知のとおり、プラの歌詞(特に有村さん作詞のもの)っていろんな曲に同じ単語、同じフレーズが散りばめられていますよね。

「めまい」のほかにも「運命線」「こころ(こゝろ)」「雨」「青」なんかも頻出してる気がします。初期曲はよく「喘いで」いた(笑)。あと「きらきら」「ふらふら」みたいなオノマトペも。

 

歌詞の使い回しと言う人もたまにいるけど、そこがかえって好き。

保守的な人間なので、聞いたことのあるフレーズがあると安心します(笑)

曲調は時期によって全然ちがうし、歌詞も全体をみれば初期とはちがったテイストにはなっていても、どの時期の曲も好きだしずっとファンでいられるのは、”プラらしさ”が変わらず根底にあるからなんじゃないかなと思います。そのプラらしさのひとつがこの耳慣れたフレーズたちなのかも。もちろんそれだけじゃなくてほかにも〜…と書いてたらどんどん脱線していった上にすごく長くなっちゃったので消去。

 

あーでも、アレンジでプラ要素が入ってるとはいえ、メンバーが作詞作曲してないカバー曲でも普通に気に入ってるものがあるので、結局4人(あと過去のドラマーも)で演奏してくれてればなんでもいいのかもしれない。

無茶せず健やかに活動し続けてほしいと願うのみです。ムックトリビュートの流星最高でした。

 

 

 

 

最後に、このエントリーはプラをばかにする意図は微塵もなく、気になったことを調べた結果を共有したくて書いたものだと強調しておきます。

訂正やほかにもあるよ!ということがありましたら教えていただけると嬉しいです。

 

おわり